かさばる

  • 松の木は枝振りを楽しめる。
  • そういうのとは違うけれども、伸び放題になった松の枝をおろすと、かさばる切落としがたくさんできる
  • かさばるままだと、とにかく邪魔だ。ゴミ袋にも収まらない
  • かさを減らすために、分枝部を切り刻んでみた
  • 切り刻みながら、考えた
  • 今、一つの切落としが目の前にある。木だがら、グラフ。このグラフのエッジの全長を計算することはできる。さて、この木が占拠している空間の広さはどれくらいだろう?それはどうやって定義して、どうやって計算するのだろう?
  • どうやるのか、まだわからないけれど、心は、その答えを知っている。「かさばって、邪魔だなー」と感じる強さが、その体積
  • また、切り刻むとき、いろいろな切り刻み順序が考えられるが、もし、「1か所を切って、かさばり方が一番小さくなるような箇所はどこか?」という質問をされたなら、それも、答えられるだろう。きっと、「正しい答」を得るプロセスは、NPとかの重さになるのだろうけれど、「おおよそ、ここを切ればよい」という場所を「心」は感じられる。それはどうやっているのだろう?
  • さて、こうして考えると、木を組み合わせて空間を占拠する具合の芸術である生け花は、枝の長さとそれが空間を占める体積に関して、何かしらの特徴があるだろう。その特徴が流派。庭の木の枝ぶりとか、盆栽とかも、同じ。ただし、色があったり、「ボリューム」があったりして、枝振りだけでは決まらないのだけれども
  • ここの話しとか、ここの話しとかと関係する