6. 複素解析、特に楕円関数 駆け足で読む『数学をいかに使うか』
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- この本『数学をいかに使うか』の主張がこの章に書かれているので再度、引用する
- 複素関数論はどうして必要になったか
- 円が対象になるのは自然なこと。円を扱うことに便利な関数が三角関数。それを一般化していく過程で楕円積分。変数を実数から複素数にすることのよさが挿入される。偏微分・微分形式も使われる。楕円積分の性質を見ていくと、二重周期関数。到達した先(二重周期関数)そのものを対象と見ることで、視点が変わる。そして楕円関数。
- 複素関数が開く楕円関数は、その他の特殊関数(ガンマ関数など)の一つ。その楕円関数とそれと関連するテータ関数に関する話が、次章の中間まで続く
- 楕円関数はの中の格子を周期とする関数