パターンのありなしとは2
- 昨日の続き
- 白黒の点描図を問題にする
- 白黒の点描図は、点(同じ大きさ・形で色も1色)のみを用いて表現空間に配置した図のこと
- 白黒の点描図に「『パターンが見える』とは」どういう場合か
- 「パターン」は「見えない」かもしれないので、「『パターンがある』とは」と言う問いとは別であることとする
- 空間を部分領域に分ける
- 部分領域は点よりも大きいが、空間全体よりは十分に小さい
- 部分領域は異なる濃度を持つ
- 部分領域は、その濃淡の程度を表す値(濃淡係数)を持っている
- 部分領域は、その濃淡係数の多寡により、(相対的)濃領域と(相対的)淡領域とに分けることができる
- (相対的)濃領域・淡領域がパターンを作るには大きく分けて2つの方法があるのではないだろうか
- 濃領域(と淡領域)が空間において、規則を持っているときにそれをパターンと呼ぶだろう
- 濃領域(もしくは淡領域)が連結しているとき、「線画」「面画」「空間の次元より小さい次元の多様体の画」が生じる
- 「見える」パターンが統計的に有意であるかは、「そのようなパターンが、偶然に生じたとする仮定が棄却されるか」で判断することが(も?)できる