新年度 不勉強な部分をつぶしておく
- Rを使います
- とりあえず、色々に使えます
- そうは言っても、「作り〜仕様」の部分を押さえずに使ってきているので、データオブジェクトを参照したりするときに、「どうして、そうなの?」「どうして、これじゃ、うまく行かないの?」ということが多々あり、「オブジェクトの作りを了解しておかないといけない」とその都度、思いつつも、後回しにしてきたので、新年度を機会に、ちょっとおさらい
- 資料は、一番のオリジナルに戻るのが基本ですから、「R Language Definition」の「Objects」
- でも、やっぱり、手っ取り早いものがほしければこちら
- 用語・言葉遣い
- Data structures と Objects
- Rを使うときに、メモリに情報を持たせますが、それにアクセスするためにメモリの番地そのものにアクセスはせず、"data structures"を介してアクセスします。この"data structures"をRで"Objects"と呼ぶ
- オブジェクトはsymbolsとvariablesで書かれ、symbolsもオブジェクトとして定義してある
- オブジェクトがメモリ参照する仕組みはRの元となっているC言語の定義によっている
- Attributes
- オブジェクトの「中身」はattributesであって、それを「使いたい」わけなので、それの参照方法が大事。それについては別記事→こちら
- Index添え字
- データオブジェクトの「中身」には「添え字〜番地」がついていることもあり、それを使った「中身」へのアクセス方法は「Index添え字のルール」。それについては別記事→こちら
- Data structures と Objects
- オブジェクトの分類
- typeof()関数と‘src/main/util.c’ファイル内の"TypeTable"定義
- オブジェクトは"TypeTable"の定義で分類される(TypeTableは別記事で→こちら)
- typeof()関数と‘src/main/util.c’ファイル内の"TypeTable"定義
- Rで言うところのオブジェクト
- 大きく分けて2種類ある
- 基本タイプオブジェクト Basic types (objects)
- 複合オブジェクト Special compound objects
- 2種類の大まかな位置づけ
- 基本タイプオブジェクト
- データを格納するオブジェクトとしては:
- ベクトル、それに次元がついた行列・アレイ。また、リスト。
- 基本タイプオブジェクトは、データ格納用のそれと、その他、Rの言語としての機能を支える諸オブジェクトがある。それについては、別記事で→こちら
- データを格納するオブジェクトとしては:
- 複合オブジェクト
- データハンドリングの用を足すためのオブジェクト
- Factorオブジェクト、データフレームオブジェクト
- データハンドリングの用を足すためのオブジェクト
- 大きく分けて2種類ある
- データ処理をするときに使うオブジェクト
- 一覧
- ベクトル
- リスト(これは、一般化されたベクトル)
- 行列・アレイはベクトル・リストに番地を振ったもの(dim attributeを与えたもの)
- ファクター
- データフレーム
- これらについては、別記事で→こちら
- 一覧