位置とその時間微分

  • 中心力。太陽の引力による惑星運動。
  • \frac{d\mathbf{x}}{dt}=\mathbf{v}:「中心」を中心とした座標\mathbf{x}
  • \frac{d\mathbf{v}}{dt}=\mathbf{F}
  • 中心力は位置座標\mathbf{x}から中心へ向かうベクトル-\mathbf{x}に比例する
  • \frac{d\mathbf{v}}{dt}=\mathbf{F}\propto (-\mathbf{x})
  • \frac{d\mathbf{x}}{dt}=\mathbf{v}
  • \frac{d\mathbf{v}}{dt}=(-\mathbf{x})
  • これは、\mathbf{x}\mathbf{v}との関係が「AはBが大きければその方向に大きくなり、BはAが大きければその反対の方向に大きくなる」ことを表している
  • これが1次元で起きれば振動する
  • これが2次元平面で起きれば、2次曲線を描く
  • これが3次元空間で起きれば、2次曲線軌道を描く
  • 今、このルールを決めている「中心」が定まったとする
  • ある質点がある位置\mathbf{x}に観察され、かつ、\mathbf{v}で運動していることが観察されると、そこに「軌道」が決まり、「軌道上の時間変化」も決まる
  • 惑星と彗星が衝突するのは、2つの異なる軌道があって、その2つの軌道が交点を持ち、その軌道上を運動する物体が同じ時刻にその交点に達するから。逆に言えば、ある時刻に同じ位置にある2つの物体に異なる速度を観察すれば、異なる軌道を選んで分かれていくことを表す。
  • ルールは\mathbf{x}\mathbf{v}との関係式
  • 初期値は\mathbf{x(t=0)}\mathbf{v(t=0)}