- こちらで三葉結び目をパラメタ表示した
- 三葉に対称性を持たせることで、周期関数である三角関数で構成された関数を周期ずつずらした、3つの関数を用いてパラメタ表示をした後、
- それが複素係数の指数関数で表せることを示した
- さて、どうして周期関数や、周回曲線をいじっているかというと、ロトカ=ヴォルテラのように、要素が影響し合って、周回定常状態をとっている様子を解析したいから
- また、定常状態には保存量がある(ことが多い?)ので、その保存量は何かが知りたいから
- さて、三葉結び目の保存量は何か、そもそもあるのか…
- なお、ここで言うところの保存量は、いわゆる結び目の保存量とは違って(はずで)、曲線を描かせたときの「変数たちの保存量」のこと
- いかにも、きれいな曲線であって、媒介変数表示なので、保存量もきれいなそれだろう、と予想するが
- が保存されている
- ただし、は複素数としてのそれ。三葉結び目は、この複素数の虚部を座標としたもの
- また、三葉結び目はでの場合だが、がの整数倍なら、によらず保存されるようだ
- がの整数倍でないときは、は周期的な値になるらしい
library(rgl)
myi<-complex(real=0,imaginary=1)
X<-5
npt<-1000
t<-seq(from=0,to=1,length.out=npt)*2*pi*X
delta<-1/3
C1<-1
C2<-2
k<-1.3
x<-(1/2*1/(C1+C2)*exp(myi*(C1+C2)*t))+(1/2*1/(C1-C2)*exp(myi*(C1-C2)*t))+(k/C2*exp(myi*(C2)*t))
y<-(1/2*1/(C1+C2)*exp(myi*(C1+C2)*(t+delta*2*pi)))+(1/2*1/(C1-C2)*exp(myi*(C1-C2)*(t+delta*2*pi)))+(k/C2*exp(myi*(C2)*(t+delta*2*pi)))
z<-(1/2*1/(C1+C2)*exp(myi*(C1+C2)*(t+delta*2*2*pi)))+(1/2*1/(C1-C2)*exp(myi*(C1-C2)*(t+delta*2*2*pi)))+(k/C2*exp(myi*(C2)*(t+delta*2*2*pi)))
open3d()
plot3d(Im(x),Im(y),Im(z),col=rainbow(1000),main="虚部")
open3d()
plot3d(Re(x),Re(y),Re(z),col=rainbow(1000),main="実部")
par(mfcol=c(1,2))
ylim<-c(min(x,y,z),max(x,y,z))
plot(Im(x),type="l",col=1,ylim=ylim,main="Im(x),Im(y),Im(z)")
par(new=TRUE)
plot(Im(y),type="l",col=2,ylim=ylim)
par(new=TRUE)
plot(Im(z),type="l",col=3,ylim=ylim)
plot(Mod(x+y+z),ylim=c(2*min(-1,Mod(x+y+z)),2*max(1,Mod(x+y+z))),main="保存量Mod(x+y+z)")
par(mfcol=c(1,1))