余弦の出来

  • 今、k次元空間を考える。
  • 正規直交規定のベクトルをe_i; i=1,2,...,kとする。
  • この空間の単位球面上の点\mathbf{x}=\{x_i\}を考える。
  • 定義より\sum_{i=1}^k x_i^2=1である。
  • この点から、e_iへの、単位球面上の道のりを\theta_iとする。
  • このことは、ベクトル\mathbf{x}が、原点から、e_i\theta_iの角度を持つようなベクトルであるように\mathbf{x}をとる、ということでもある。
  • k次元単位球面はk-1自由度なので、この(\theta_i)には、1つの制約式があるはず。
  • それは、\sum_{i=1}^k \cos^2(\theta_i)=1
  • これは、\mathbf{x}e_i内積x_iであることから、その2ベクトルの成す角が\cos^{-1}(x_i)=\theta_iであることから\cos(\theta_i)=x_iの関係にあることから明らか。
  • k=2の場合というのは、\cos^2(\theta_1)+\cos^2(\theta_2)=\cos^2(\theta_1)+\cos^2(\frac{\pi}{2}-\theta_1)=\cos^2(\theta_1) + \sin^2 (\theta_1)=1という特殊な場合であることもわかる。
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