多数回試行結果の集計
Rのapply関数を使う。
- 想定している状況は
- 多数回試行(1000回シミュレーションなど)をする
- 試行ごとに、複数の数値データが出力される
- それを試行を通じて集計して評価する
- 出力ファイルは
- テキストファイル
- 各試行の結果が1行で出力され
- 各試行のデータは、タブ区切りで1列・1データとして出力されている
K種類のデータがT回試行にて算出されるときに以下のようなファイルとなっているものとする
iteration \t data_1 \t data_2 \t ... \t data_K 1 \t 10 \t 5 \t ... 2 \t 3 \t 8 \t ... ... T \t 8 \t 5 \t ...
ただし、以下の記述は出力ファイルにヘッダがないものとする
>data<-read.table("output_file.txt") >apply(data,2,mean)
- 今、T回の試行を通じて、K種類のデータについて平均を計算する場合には、上述のようにする。これは、"data"というデータテーブルについて、"2"=列ごとに(行を通じて)、"mean"=平均を計算する関数を "apply"する